にりんぶろぐ

27歳既婚の状態で普通二輪免許取った遅咲きライダーです。試乗記、ツーリング、旧車の紹介等々...愛車はDS250です

その購入ちょっと待って!!旧車バイクを買うのに向かない人の特徴5選

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旧車…いいですよね。

 

今のデザインのバイクももちろん好きなのですが、

平成初期生まれの私としては、やっぱり古き良きバイクの方が

デザインは好きです。

 

SR400とかは、変わらないでいてくれてありがとう…

と心の底から思います。

 

 

旧車を維持するのにはバイク愛が必要

これから紹介する項目に一つでも当てはまる方は、

旧車を購入するのにはあまり向いていないです。

 

せっかく買っても後悔する可能性大なので、

最近のバイクで安く買えるモデルのバイクを買うことをおすすめします。

 

もし、ただ安いからとか、お金掛けたくないという理由で旧車を

選ぼうとしているのであれば、止めておきましょう。

 

旧車全てに言えることは、買ったその後の修理や手入れが

尋常じゃないレベルにお金がかかります。

 

下手したら、一回目の修理で不具合大量に見つかって

実際初期整備と購入代金合わせたら新車買えちゃうくらいにお金かかりますよ。

 

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1.定期的にメンテナンスできない

旧車は、近代のバイクに比べて非常に壊れやすいです。

 

 

最低でも月一度は、バイク屋さんに持っていってメンテナンス

してもらえる人でないと、バイクが壊れてしまうリスクが増大するので、

メンテナンスをサボりがちになってしまう人には向きません。

 

例えば、昨日ツーリングで帰ってくるまでは何も問題なく動いていたのに、

翌日出かけようと思ってセルを回しても…かからなくなっている。

 

みたいなことが平気でおきるものです。

※ ちなみに、実体験です。

 

私が乗っていたのは、2002年式のDS250で、

月一度近所のYSPに持っていっていたので、

プロのメンテナンスをしっかり受けています。

 

プラグ交換は定期的に行っていましたが、

原因はキャブレターの不具合のためその様な事態となっていました。

 

この様に、年数や走行距離数がそれなりに経過しているバイクは、

自分の意図しない箇所での不具合が必ず起きますので、

定期的にメンテナンスしてください。

 

2.エンジン掛けてすぐに走りだしたい

友人とツーリングに行ったときや、近所のコンビニがちょっと遠いから

バイクで行って帰ってこようかな~…。

 

っていうシーンは多々あると思います。

 

ですが、旧車は今どきのバイクの違ってすぐには走りません

 

 

最近の若い人たちで、知らない人も多いと思いますので、言っておきますが、

 

どのキャブ車も例外なく、暖気運転をする必要があります。

 

暖気運転とは、簡単に言うとエンジンを温めることで走行可能な状態にする。

ことなので、エンジンが温まっていないと走り出すことはできません。

 

まあ無理やりやって走り出せないことは確かにないですが、

無理やり走り出せば、それこそバイクの修理が必要になる状況がすぐに

やってきてしまうので、絶対にやらないほうがいいですが。

 

ちなみに友人はあまりバイクに詳しくなく、今FIのバイクに乗っていますが、

私がツーリング行くたびにすぐに走り出さないことを

「喫煙」タイムだと思っていました笑

 

3.安全にバイクに乗りたい

旧車に安全なバイクはありません。

 

特に規制もなく、おのおののメーカーが作りたいように作っている時代だし、

特別な電子制御の開発を競っているという時代でもありません。

 

ABSみたいに今では当たり前に付いているような装備も、旧車にはありません

 

それが悪いという意味では全く無いです。

少しでも安全なバイクに乗りたいと思う人であれば、旧車は避けるべきです。

 

4.壊れないバイクがいい

旧車は壊れます。

 

以上。

 

としたいくらいに当たり前に壊れますよ。

 

私のDS250もそうですし、友人のエリミネーター250LXもそう。

友人の友人のZephyr750もそう。

 

超よ花よと3人共毎月定期的にプロに見てもらっていても、壊れます

 

ちょっと雨の中を長めに走ってしまったり、

いつもと違う状況で長めに保管してしまったり。

 

部品交換をひと月サボってしまったがために壊れた…。

高速道路でエンジンカチ回したらオーバーヒートした…。

 

とかね。

複雑化されていないからたかが知れてると思います?

 

複雑化されていないから、整備代がかからないのは一般的にそうです。

が。

それは多分、同年代のバイクと比べての話ですよ。

 

もうバイクと人間は一緒ですよ。考え方が。

故障する頻度も、重大度も全く違いますから。

 

10代の若い子が怪我するのと、30代のおじさんが怪我するのじゃ

怪我のレベルも治癒速度も全然違いますよね。

 

そういうこと。

 

5.とにかく安く乗りたい

旧車に限った話ではありませんが、特にそうなので敢えていいましょう。

 

旧車のバイクは安く乗れません。安く乗ることは不可能です。

 

メンテナンスや不具合箇所の整備を怠れば、

次に待っている道は廃車か大規模整備です。

 

購入代金の2倍3倍とお金がかかり、最終的には

「なんだ、バイク全然おもしろくない」とか言う羽目になります。

 

安いからという理由で中古のバイクを買うのだけはやめましょう。

 

 

まとめ

旧車が嫌いとかそういう意味でこの記事は書いていないです。

 

私は1990年代とかそれよりももっと前のバイクとか。

2000年代初頭の、まだ若干クラシックな作りが残っている感じとか。

 

めっちゃ好きです。

だからこそ、乗り手には理解して乗って欲しいです。

 

古いバイクは壊れる。だからこそ、大切な相棒として維持してほしいと思っています。

 

もう二度と出ることはありません

キャブ車は後数年数十年で、お目にかかることはできないでしょう。

 

一台一台を大切にして、そのバイクが今後も走り続けられるように、

オーナーとしてちゃんと乗れる人が、旧車を買いましょう。

 

というメッセージを込めてこの記事を書きました。